長寿犬研究会とは
犬の飼い方には矛盾する情報が多く存在していて、飼い主に混乱を与えているだけではなく危険な情報も多く、悲劇も起きています。愛犬を健康で長生きさせるために必要な情報の真実はなにかを追求して、多くの飼い主さんに伝えてることを目的にした会が「長寿犬研究会」なのです。
犬が番犬など使役目的で飼われていた時代を知る人たちは「肥満した犬はほとんど見かけなかった」「幼犬の死亡率は高かったが現在のように虚弱な成犬はいなかった」「犬の生活習慣病なんて聞いたことがなかった」などと、証言しています。健康が通常で、獣医院へ日常的に通う犬はほとんどいなく、感染症で亡くなる犬も多くいましたが20年以上生きる犬も珍しくなかったそうです。現在では20年以上長生きできる犬は皆無に近いのは何故だろう? 犬は肉食目に属しているのに菜食を推賞する理由は?犬は運動させるべきと言われているのに、運動をさせなくて良い犬種って本当なのか?犬種により寿命に違いがあるとされていますが根拠や論理的な説明もされていません。巷間言われている常識は矛盾だらけなのです。何が正解なのかを解明するため私たちは実態調査を開始しました。
元気で遊び回る犬愛について聞くのは楽しいのですが、亡くした飼い主に生前の生活や病歴などを聞くことは辛いことでした。犬のためと心を鬼にしての調査は1000頭を越えました。犬の生活、健康、環境など詳細な調査から矛盾の実態が浮上。この調査結果を元に多くの飼い主さんに種々の実験に協力してもらいました。実験は研究機関で通常行うようなケージ内の実験では生理学上、精度の高いデータが得られないため、実際に飼っている犬にお願いしました。これらからのデータを元に、健康と長寿について、医学博士・川村敏(監修者)の協力を得て身体構造、機構など犬の生理学的見地から論理的に解析を行いました。
これらの結果、常識と思われていた飼い方の多くが健康と逆行していることがわかってきました。巷間言われている犬の健康に関する常識には何の根拠もない例も多く、常識を信じて飼っていたために愛犬が犠牲なるという、皮肉な現象が浮かび上がってきたのです。
犬の不快な体臭に悩まされている飼い主もきわめて多いのですが、不快な臭いは病気の危険信号で、無臭が健康であることも今回の調査でわかりました。また、歩けなくなると急激に体力が減退、免疫力も低下して短命に終わる事実も判明したのです。
死亡原因で最も多い悪性腫瘍も改善された事例が出現、生活習慣病は劇的に改善されるなど、当初の予想を大幅に上回る結果に私たち自身が驚いたほどでした。これらの事実をできるだけ多くの飼い主さん達に伝えて、愛犬と飼い主の不幸を防ぐために、同好の志が結束したのが「長寿犬研究会」です。
子犬から育て、悪戯も無くなり従順な家族の一員になれた時、もう寿命では悲劇そのものだからです。愛犬に本来の寿命を全うさせることができれば、悔いが残らないためペットロス症候群にもかからないからです。
できるだけ多くの愛犬家に知らせるために本サイトを開設。具体的な指導を望む飼い主さんたちの要望に応えるために編集したのが書籍「ワンちゃんの長寿化マニュアル」です。おそらく世界でも初めての健康と長寿への指導書となりました。従来から伝えられてきた犬の常識を180度覆す衝撃的な内容となっています。
長寿犬研究会
所在地:142-0041 東京都品川区戸越6丁目19-6
電話:03-3799-3779 FAX:03-5816-7908
E-mail:nsb10071@nifty.com
書籍「ワンちゃんの長寿化マニュアル」
著者 佐藤陽一
大学では心理学系を学び、卒業後はアートディレクターとして活躍。動物との関わりは父親が動物好きなことから、物心がついた時には犬を始め多くの動物たちとくらし、多い時は個体数200を越えていた。犬に関しては、過去日本チャンピオンを素人としては異例と言える2頭を輩出している。アウトドア系のスポーツが趣味でスキューバダイビングの講習もしていいた関係から講習時の事故を防ぐ目的で救助犬の訓練も開始。現在の飼い犬は水難救助犬のゴールデンレトリバー。
監修者 川村敏
医学博士。日本大学医学部卒。米国テキサス大学バークランド病院、客員教授として腎臓に関する研究で成果をあげる。帰国後、川村内科クリニックを主宰。医療法人桐花会理事長、肝臓の権威として活躍。